さあ、始まりました。
ヴェニスの商人、稽古場レポート〜!!
と言うわけで、本日はアントーニオ役の和田正人がお送り致します。
どーぞ、よろしくお願いします。
さてさて……
稽古も中盤に差し掛かり、作品の全貌が徐々に見えてきつつある訳ですが……
本日のレポートはですね、個人インタビュー形式で何人かにスポットを当てて、進めていきたいと思っています。
まずはこの方……
グラシアーノ役の三上真史クン。
和田「稽古も中盤に差し掛かりましたが、順調に進んでますか?」
三上「順調?ふん……愚問だね。僕の生き方に順調なんて言葉は似合わない。むしろそんな人生を望んじゃいない。嵐の中の船出……これこそが僕の望む生き方そのものだから。苦難を乗り越えてこそ、そこに喜びや達成感を感じる訳であり、そもそも順調に進む航海なんてもの、僕には……」
和田「はい。続きましては、ロレンゾー役の鈴木裕樹クンです」
鈴木「どーも、鈴木裕樹です」
和田「いやー相変わらずの爽やかさですね」
鈴木「だって、ロレンゾーですから」
和田「ロレンゾーはそーゆー役柄なんですか?」
鈴木「だって、柳のジェシカと恋しますから」
和田「恋する人は、皆さん爽やかなんですか?」
鈴木「そんなことはないと思いますよ」
和田「じゃあ、何でそんなに爽やかなんですか?」
鈴木「だって、ロレンゾーですから」
和田「はい。ありがとうございました……続きまして、ランスロット役の牧田哲也クンです」
和田「今回は何役か演じられますね?」
牧田「そーですね」
和田「ランスロット以外は何を演じるんですか?」
牧田「それは秘密です」
和田「1つだけでも教えてもらえませんか?」
牧田「うーん……そこまで言うならいいでしょう」
和田「ありがとうございます」
牧田「僕は時々ふとした時に思うんです。自分ってなんだろう……自分って誰だろうって」
和田「はぁ」
牧田「もしかしたら、僕って人格は存在してなくて、僕ってキャラクターを他の誰かが演じてるんじゃないだろうかって……」
和田「えぇ」
牧田「その他の誰かってのは、つまりは自分でしかなくて……」
和田「あの」
牧田「要するに、演じる役の1つってのは他でもない僕自信、牧田てつ……」
和田「時間がないので、ドンドン参りましょう。続いてはポーシャ役の碓井将大クンです」
碓井「……」
和田「どーかしましたか?」
碓井「……」
和田「稽古場レポートなんですけど……」
碓井「私、あなたを失いたくない」
和田「えっ」
碓井「私、あなたを失いたくない」
和田「あ、いや、そんなこと急に言われましても……」
碓井「えっ、あーセリフの練習です」
和田「へっ?あっ、それはお邪魔しました。つ、次に参りましょう……(ドキドキドキドキ)」
碓井「私、あなたを……」
和田「最後はこの方、バサーニオ役の加治将樹クンです」
加治「どぅーもぉー!!バサーニオ役の加治将樹でぇーす」
和田「テンション高いですね」
加治「いーえーい」
和田「何でこんな顔してるんですか?」
加治「楽しくなると自然にこうなるんです」
和田「バサーニオの時はこんな表情するんですか?」
加治「出来ないから、こーゆー時にするんです」
和田「あ、なるほど」
加治「皆さん、カッコイイ加治将樹を見に来てくださぁーい」
和田「確かに演じてる時はカッコイイですけど、この顔は……」
加治「いーえーい」
和田「以上、稽古場レポートでした。ぶっちゃけ全てが自作自演のフィクションですが、なんとなくこんな感じでみんなで楽しく頑張ってます。では皆さん最後に、せーの……」
全員「○@△◆♀■¥$▽&%◎◇〜!!」
和田「いやいやいや、ちゃんと揃えてください!!いきますよ?せーの……」
全員「ヴェニスの商人、楽しみにしててくださーい♪」