皆さんこんばんは。
和田正人です。
いよいよ明日、ドラマ「告発〜国選弁護人」の第3話がOAします。
実はこのドラマ……
昨年の7月くらいに、撮影した作品だったんです。
昨年と言えば、ドラマ「インディゴの夜」、そして舞台「NOW LOADING」と……
上半期に大きな芝居場を立て続けに経験させて頂き、個人的にはとても充実した時期でした。
が、実のところ悩みのようなものもありました。
今だから言えますけど、実はこの時期……
軽〜い、燃え尽き症候群に陥ってたんです。
大きな作品を立て続けに2本取り組み、自分の中から引き出せるものは、全て引き出し……
全てが終わった途端、気づいたら、カラッポみたいな状態になってたんです。
大学4年の箱根駅伝が終わった時にも、同じような感覚を味わいましたが……
大きな目標に到達したあとの、虚脱感といいますか。
楽しい時間が終わった後、急に現実に引き戻された感覚といいますか。
少しばかり、向かうべく目標を見失った感が、自身の中にあったんです。
そんなタイミングでお話を頂いたのが、この「告発〜国選弁護人」でした。
台本を開いた時の衝撃は、今でも忘れてません。
あの田村正和さんと、お芝居をさせて頂ける……
しかも、容疑者と弁護人という関係で、しっかりとしたやり取りを……
かなり興奮しました。
そして、明確な目標を見い出しました。
いや、目標を見い出したと言うよりも、チャレンジしてみたいという、ワクワクした気持ちの方が強かったです。
「今まで経験してきた全てを、田村正和さんにぶつけてみたい」
と……。
正直、不安な気持ちはメチャクチャありました。
自信なんかも、全くありません。
ただ、自分のこれまでやってきた事が、いかなるものだったかを知る、チャンスだと思いました。
まさに、腑抜けた自分の中から新たなエネルギーが、生まれてきた瞬間です。
ちなみに今回の役柄は、放火の罪に問われている被告人の役。
最近では自身のイメージに近い、三枚目の賑やかしキャラを演じることが多かったので、今回のような影のある役柄を演じるのは、多少の戸惑いもあったりしました。
正直に言えば、心情をなかなか理解できないくらい、自分とは程遠い役だったんです。
ネタバレになるので、あまり詳しく話せませんが……
とにかく、これまでやってきた役柄の中でも非常に難しく、逆を返せば「役者冥利に尽きる」、そんなやりがいの大きい役でもありました。
自分は常々、この世界の強者と向き合う時の心構えとして「技術よりも心で勝負」という想いを大事にしています。
俳優なので、見せ方やテクニックはもちろん大事ですが、本物の役者さんを前にして、若い俳優の覚えたての技なんて、通用するとは思えなかったからです。
相手が田村正和さんなら、尚更です。
ちなみに、自分の心の内に秘めるものとは……
「自分に与えられた役柄と真摯に向き合う」
そして……
「D−BOYSという俳優集団が本物の俳優である」
これだけです。
これだけが、自分の持っている武器なんです。
まあ、プライドと言ったりもするんでしょーか。
とにかく、この想い1つだけで、今回の「告発〜国選弁護人」の撮影にも挑みました。
田村正和さんを前に正直、緊張もありましたし、出し切れなかった部分もありましたが、不思議と後悔みたいな気持ちだけは出てきませんでした。
本気でぶつかっていったからか、やりきった気持ちの方が強かったように思います。
もちろん、課題もたくさん見つかりましたが、様々な気持ちを踏まえて取り組んだ作品だったからこそ、得ることの出来た、大きな価値だったように思います。
「インディゴの夜」や「NOW LOADING」のように、新しいチャレンジをする作品が成長の場とすれば……
その成長を、どれだけ伸ばせるか試されるのが、次の作品の場だと思います。
その次の作品となるのが、明日OAされる「告発〜国選弁護人」です。
自信がある訳ではないですが、僕自身の1つのターニングポイントになった大切な作品なので、皆さんにぜひ観て欲しいと思い、長々と作品への想いを、述べさせて頂きました。
ぶっちゃけ申しますけども、僕自身……
出来上がった第3話を、まだ観ていません(笑)。
明日のOAで、皆さんと同じように、リアルタイムで観ることになりそうです。
なので、正直不安です。
なんか自分が初めて観るタイミングで、皆さんが観ていると思うと、メッチャ恥ずかしい気分です。
不安だし恥ずかしい、そんな気分ではありますけど……
それも含めて、楽しみではあります(笑)。
どっちやねんって感じですが、僕自身も訳わからん気分でいっぱいです。
そんな「告発〜国選弁護人」の第3話、テレビ朝日系列で明日の21時からOAです。
よし、最後は強気に言い放ちます。
このドラマ撮影で再確認した、今までの取り組みが間違っていなかったこと……
さらには、D−BOYSとしての役者魂が、確かなものであったこと……
皆さんのその目で、確めてくださーい!!